あらすじ
シリーズ3作目。ナクチュの遺跡の調査が進み、いくつか伏線が回収されました。 百年シリーズとの関係も少しわかってきました。 新たな遺跡も明らかにされ、これまでに発見された遺跡との関連が気になります。 真賀田四季との関係も少し見えてきました。
ストーリーメモ(ネタバレあり)
幼い人間のデータを増やすために実験をしにナクチュに訪れたハギリとヴォッシュ。 前回、四季と出逢った神殿の調査も行う。 そこへ、ウォーカロンメーカーの連合組織であるホワイトから研究者のヴァウェンサがやってくる。 ヴァウェンサは優秀な研究者のようで、ハギリと研究の話で盛り上がり、 ハギリはホワイトにあるヴァウェンサの自宅に招待され、ウグイと共に向かうことに。 そこで、ウォーカロンメーカーHIXの所長がハギリと会いたいという申し出があり、会いにいくことに。 ハギリは、所長からHIXが発見した遺跡を見てもらいたいという依頼を受ける。
後日、その遺跡へ向かう一同。ナクチュの神殿と類似しており、そこあるアンテナを通じて神殿通しが通信できる 可能性があることがわかる。
その帰りに、フフシルという村に立ち寄る一行。 ハギリら一同は、かつてウォーカロンの研究者であったたなかと出会う。
彼は子供を産むことができるウォーカロンの研究をしていた。 その中で自らとウォーカロンの子供を誕生させることに成功していた。 研究は成功したが、ストレスが原因で研究をやめることに。 その際、自分の子供と何体かのウォーカロンを連れて、ウォーカロンメーカーを脱走したのであった。
たなかは、これまでに起きた襲撃事件は暴走したウォーカロンのせいであると考えていた。 ウォーカロンがとある病気にかかることで、暴走してしまうらしい。
たなかの新たな見解を受けてなにかを閃くハギリ。 ウォーカロンに起きている病気は、完璧であるウォーカロンがある程度の不安定さを持つことで 人間に近づくために発症しているのではないかという仮説を思いつく。
たなかの病気のため一度日本に戻りたいという要望を受け、たなかをハギリと同じ研究所へ迎えることに。 そこには、たなかと子供を産んだウォーカロン、そしてその子供も一緒にやってきた。 その子供の名前はシキであった…
感想
色々と進みました。ナクチュの区長であるカンマパはデボラの子孫であることも明らかになりました。 また、ナクチュで、絞殺された後冷凍された死体が発見されました。 これはルナティック・シティのジュラ王子ということですかね。
たなかという研究者とウォーカロンの間にできた子供の名前がシキということで、 真賀田博士との関連が出てきました。続きが気になります。