2020-10-20
シリーズ6作目。対話可能な人口知能であるオーロラが登場。
あらすじ
北極の海の底に沈んだ潜水艦にの中にオーロラというスーパーコンピューターが設置されている情報を得たハギリ一同。 オーロラの調査に向かう。そこで、真賀田四季に出会う。
オーロラは、真賀田四季が設置したもので、現在は活動し学習はしているが、知能のジレンマに陥っており、人で言う心を閉ざした状態にあるという。 真賀田四季は、オーロラが暴走する前に止めてほしいとハギリに依頼する。 ハギリ一同は、オーロラとの対話を試みるが….
感想(少しネタバレ)
その後、オーロラはウグイに似た体を操作して、講師として働くことに。 オーロラは潜水艦に迷い込んだ女性をサポートしていたが、その女性も亡くなってしまい、 悲しみから海の底で1人で心を閉ざしてしまったが、ハギリとの対話を気に再び人と関わるようになった。 人工知能も人と同じ心が芽生えてきたということだろうか。
オーロラは自己学習を行い知識を貯めていたが、これは最近のニューラルネットワークの学習でも有効だとされている。 ただ、自己学習だけで感情まで芽生えたりはしない気はする。 実際に、感情のある生物、この物語では潜水艦に迷い込んだ女性、と対話することで、オーロラ自身にも感情が芽生えたのだと思う。
少しづつハギリとデボラの会話が増えてきて良い感じ。